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旭川出張レポート〈2日目②デンマークデザインの逸品たち展編〉

  • 執筆者の写真: ruhe-annex
    ruhe-annex
  • 2017年7月6日
  • 読了時間: 2分

arflex工場見学の後は、こちらも楽しみにしていたデンマークとフィンランドの展示を観に行きました。(前回の記事はこちらから)

学校を改装した建物がギャラリーになっていましたが、旭川ではこのように古い建物を改装し、新たな用途として生まれ変わらせる取り組みをしているようです。

この展示は椅子研究科である織田憲嗣氏が長年に渡って収集してきた名作の椅子や日用品を展示していました。織田氏の椅子コレクションはなんと1300脚を超え、個人のコレクションとしては世界最大級を誇ります。ということは展示されていたのはほんのごく一部。普段は倉庫に収容しているそうです。

コレクションの中には現在もそのデザインを引き継いで作られているものから、恥かしながら初めて見るものまで多種多様。その中でも現在もなお日常的に使われている椅子は時代に流されない普遍的な素晴らしいデザインであると感じました。もちろんどれも、1脚あるだけで絵になる逸品ばかりでした。

椅子の他にも、食器やカトラリーもずらりと展示されていました。

シンプルで洗練された形は、使いやすさをよく考えられており、日常生活に密着しているデザインのように思えました。

ティーポットの持ち手の籐や食器の柄からは和の香りを感じ、この頃は日本文化の影響を強く受けていたことがわかります。歴史に疎い私は、当時から日本と北欧の国に強い結びつきがあったことに驚きました。インテリアの歴史をもっと勉強しなければと思った瞬間でした。

デンマークに行った事のある友人いわく、デンマークにはこういった食器を扱っているお店がわんさかあるんだとか…。行きたい欲がさらに高まります。

本物に触れる時間は大切ですね。

お読みいただき、ありがとうございました。

(旭川シリーズいつになったら終わるのか…。)


 
 
 

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