旭川出張レポート〈2日目③メイン会場/TIME&STYLE工場見学編〉
- ruhe-annex
- 2017年7月6日
- 読了時間: 2分
デンマークとフィンランドの家具(ブログには書いていませんが、フィンランドの家具の展示もありました)に触れた後は、初日にほぼ観られなかったメイン会場へ。リニューアルしたばかりの旭川デザインセンターです。ここでは見本市でのコンペの受賞作品に加え、旭川に工場を構えるメーカーがブース展示を行っています。


3年に1度の開催ですから、地元メーカーの熱意が伝わってくる展示の数々でした。
一周見終わって目に留まったのがTIME&STYLEの展示ブース。
そういえばこちらの工場にまだ足を運んでいなかったことに気が付き、向かうことに。なんとその日見ていた北欧の展示会場のすぐそば…。移動効率が非常に悪くなってしまいましたが、道が混んでいなかったのでスイスイ〜。北海道の道は本当に走りやすくて快適です。
この日最後に訪れたのがこのTIME&STYLEの工場です。こちらは箱物とテーブルの専門工場です。全国各地に提携工場を設け、その土地の得意なものを作らせているのがTIME&STYLE流。旭川の工場はコンパクトな広さで、工場内にはほぼ壁がなく、違う職を担う職人さんがお互いの顔を見ながら作業ができるような環境でした。大規模な工場にはないアットホームな雰囲気が伝わってくるようでした。
こちらの工場では、IFFT(東京で開催された家具見本市)で展示したという部屋を見学できました。金曜日都内で解体をし、水曜日からの展示に間に合うように旭川に持ってきたというのだから驚きです。
展示ブースはTIME&STYLE色全開で、線の細いモダン家具が和のしつらえでまとまっていました。


職人の中には22歳で大変腕の良い方もいるそうで、これから若い世代が技術を受け継いで行ってほしいと思います。


なんとTIME & STYLEではアスパラとじゃがバターをいただきました。太っ腹!農家さんかと思いきや、家具職人と思しき男性が手慣れた手つきでアスパラの皮むきをしていました。お皿を乗せた木のプレートは、この為に即席で作ったものだそうですが、即席とは思えないクオリティでした。さすがです!
ようやく2日目レポート終了です。最終日はとても素敵なモダニズム建築を見に行ったので、そちらをご紹介します。
お読みいただき、ありがとうございました。
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